バリ島、昨年の観光者数が発表される
バリ州政府観光局の発表によると、昨年は約288万人の外国人観光客がバリ島で休暇を過ごした。これは政府の目標であった280万人を上回っている。インドネシア国内からも約500万人が訪れた。
国別に見てみると、日本はオーストラリア、中国に続く第3位となった。その後は、マレーシア、韓国と続いた。観光局長のスブヒクツさんは日本人観光客について、以下のように述べている。
ここ数年、日本からの観光客は地震などの自然災害や不況の影響で減少していただけに、2012年に日本人観光客の増加が見られたことは非常に喜ばしい。今年も日本からさらにたくさんの方がバリに来ていただけることを願っている。
(この画像はイメージです)
国際イベント盛りだくさんの2013年
多数の国際イベントがバリで開催される2013年には、観光局は最低でも310万人の外国人訪問者数を期待している。
具体的には、6月にヒンドゥー教のリーダーたちが集まる世界サミットを皮切りに、9月には、インドネシアで初めての開催となるミス・ワールドが開かれ、世界で最も美しいとされるミス・ワールド候補たちが集まる。そして、10月には、アジア太平洋経済協力会議(APEC)がバリのナサドゥアリゾートで行われ、アメリカ合衆国のオバマ大統領を始め、各国の首脳陣が訪問する予定となっている。
有料道路や立体交差などの道路整備と、デンパサール国際空港の拡張も今年計画されている。これによって、バリ州政府観光局は国内外からのさらなる観光者数の増加を試みる。
▼外部リンク
Jakarta Post:2.88m foreign tourists visited Bali in 2012
http://www.thejakartapost.com/bali-daily/