5つ星ホテルでドルを狙い目に
チプトラ・グループのチプトラ・プロパティー社は、約1億2400万ドルを費やして、バリ島に高級ホテルを2棟建設する方針を明らかにした。今年末までに、リゾート地の高所得者向けの観光業界に進出する狙いだ。
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チプトラ・プロパティー社の最高責任者、カンドラ・チプトラは、
「5つ星ホテルを選ぶ理由は、バリの観光業が成長し続ける中でレートが非常に高い。ルピアが弱まっている今は、ドルの稼ぎ手になるこれらのホテルは会社の経営を支えるだろう。」(Ciputra ホームページより)
と語る。工事は約2年半かかる予定で、すでにセミンヤックの約35ヘクタールの土地を確保している。この工事に、今年使われる費用は投資額の総額のわずか5%である。
インドネシアのあちこちで進むチプトラのビル建設
同社は他に、セマラングやバンドゥングを含むバリ島の4都市に、4棟の低予算向けホテルも今年第一四半期に建設を始める予定である。
また、現在インドネシアで進行中の大きなプロジェクトは、5.5ヘクタールのチプトラ・ワールド1と、3.2ヘクタールのチプトラ・ワールド2の建設である。この2つのビルは、いわゆる多目的複合施設と呼ばれ、マンション、オフィス、ショッピングセンターなどのために設計されている。
安定した経済の成長と低金利、さらに増加する国内からの需要が、消費者に不動産物件の購入を促している。
▼外部リンク
Ciputra:Ciputra Focusing on Bali Construction
http://www.ciputra.com/Jakarta Post:Mega projects still money tree for Ciputra
http://www.thejakartapost.com/