バリ島の経済を支える中小企業
2012年の統計では、75000の中小企業がバリにあると推定され、総従業員数は243000人にものぼる。バリの中小企業の大半は、手工芸品、アート、飲食物、織物製品、家具、化学製品を販売している。
中小企業は、バリ島に雇用を創出し、地域の経済成長を支えている。しかし、限られた資本、テクノロジーや、経営およびマーケティング技術の不足という大きな問題に直面している。
バリ州政府は中小企業の成長を支えるために、訓練を提供し、セクター間の提携を奨励し続けている。現在の国際的な不況で生き残るために不可欠として、2013年度の州予算では35億ルピアがこれらの中小企業補助のプログラムに割り当てられた。
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マーケティングや宣伝効果の助成
近年、中国、タイやその他東南アジア諸国からの類似商品との競争が激しい。この中には、バリの製品より品質が勝るものもあるので、品質向上が急務である。
材木業界では、木工手芸品や家具を作るブレレンやギアンヤーの職人のための、SVLKというプログラムがある。このSVLKは、製品の材料となる木材が、合法的に環境にやさしい方法で伐採されたことを証明するもので、国際市場に展開する手助けとなる。
▼外部リンク
Jakarta Post：Bali to boost micro-businesses
http://www.thejakartapost.com/bali-daily/
