バリ島に固有の鳥、カンムリシロムク
鳥類保護を目的に活動する国際環境NGOのバードライフ・インターナショナルは、カンムリシロムクを絶滅危惧種として指定している。インドネシア、バリ島固有種であるこの鳥は、英語では「Bali Starling」、現地語では「Jalak Bali」と呼ばれ、200ルピア硬貨の絵柄としても使われている。
(Chester Zooホームページより)
絶滅の危険から、カンムリシロムクを守る
保護プロジェクトの一環として、4対のカンムリシロムクが、イギリスのチェスター動物園とベガワン基金の協力によって自然に還された。
密猟のせいで、同種の数は減り続け、2001年には野生のカンムリシロムクはたったの6羽しか残っていなかった。飼育下繁殖の取り組みのおかげで、50から115羽まで回復したと見られている。
(Wikipediaより引用)
今回、8羽が還された場所は、慎重に検討され、さらにこれからもスタッフがモニターを続け、見守っていく。今後、この8羽が自然の中で繁殖に成功し、生息数が増加することが願われる。
現在、約1000羽のカンムリシロムクが飼育下で生存していると推定される。チェスター動物園では、カンムリシロムク保護活動の1つとして、飼育下繁殖を行っている。
▼外部リンク
Chester Zoo
http://www.chesterzoo.org/conservation-and-research/latest-field-news/rare-bird-returned-to-baliBegawan Foundation
http://www.begawanfoundation.org/?idm=8Birdwatch Magazine
http://www.birdwatch.co.uk/