有名サッカー選手を環境保護大使に起用
リアル・マドリードのスター選手、クリスチアーノ・ロナウドは、11日、アーサ・グラハ・ペドゥリ基金によって、インドネシアのマングローブ森林の保護大使に任命された。
バリに拠点を置くマングローブ保護フォーラムは、ベノア湾の南側に位置する複数の県によって構成される地域団体のサポートを受けている。
2ヶ月後に開始が予定される同フォーラムは、マングローブ森林を保護する大切さを市民に訴え、清掃・保全のための地域活動を奨励し、マングローブ森林のエコシステムの生物多様性を回復させることを狙いとする。
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環境破壊が手遅れになる前に
マドリードでクリスチアーノ・ロナウドを任命する会議に出席したウィナタ氏は、選出について次のようにコメントした。
「ロナウド選手が、インドネシアのマングローブ森林を保護する運動に同意してくれたことを、非常にうれしく思っている。マングローブを守り、地球を守る、という我々のメッセージを世代や社会的立場に関わらず、伝えていくにはこれ以上の適任者はいない。」
インドネシアでは、すでに200万ヘクタール以上のマングローブ森林を失ってきた。インドネシア森林省によれば、同国には900万ヘクタール以上のマングローブがあるが、今までに失われてきた原因はエビ養殖、アブラヤシ栽培、都市開発が主にあげられる。
▼外部リンク
Nation Multimedia:Ronaldo named ambassador for Bali-based Mangrove Care Forum
http://www.nationmultimedia.com/