デンパサールのサトゥリア宮殿で、およそ50年の中で、はじめのミサ「マタタ」（歯を削る）のセレモニーを行った。バリの立法審議会の議長代理は、「私たちの先祖も、また300人の参加者ぐらいと一緒に、1961年も、同じようなセレモニーを行った」と述べた。

このセレモニーは、バリのヒンドゥー教の、人生のサイクルの一部である、神聖な行事である。歯の6本は、人間の悪の心（憤り、嫉妬など）の要素を取り除く為の努力を象徴する最後の10分から、15分のセレモニーの中で削られる。

組織委員会の責任者である、ココルダ・ヌガル・アリ・アグンは、このセレモニーは、完全に自由であり、貧しい住民を助けることも目標とした。このセレモニーに参加した人は、最年長は63歳で、最年少は15歳であった。組織委員会のスポークスマンの、ニョマン・スディアンタラは、私たちは、全員を招待できる、公式のセレモニーの場所を十分に持っていない、と述べた。

(PEMERINTAH KOTA DENPASAR )

プリ・アグン・サトゥリア王家の宮殿である。サトゥリアとは、バリの4つに分かれている身分制度の中の、王族の身分を示す。またデンパサールの、ププタンの広場から、ベテラン通りを北に上ったところに位置する。鳥の市場としても有名である。

デンパサールを観光する人は、この宮殿に足を運んでみては、いかがだろうか。


▼外部リンク

The Jakarta Globe : Denpasar Palace Holds
Mass Teeth-Filing Ceremony
http://www.thejakartaglobe.com/news/denpasar