観光中のアクシデント
クタのナイトスポットで、観光中だった35歳の日本人の男性が逮捕された時、この男性は0.72グラムの薬物を所持していた。そしてこの男性に対して2013年5月7日、デンパサールの裁判所で言い渡された判決は禁固5か月だった。(検察側の求刑は9か月)
この判決について検察側は、さらに重い刑を求刑する申し立てを行うかどうかを判断する期間をもうけている。一方で日本側の弁護士と日本人男性は、この判決を受理した。この男性は12月23日に逮捕された。その日以来、監禁されている。その監禁の間、異議の申し立てを検察側が行わない場合は、その後この男性は自由になり、日本に帰国できることになるだろう。
( Bali Discovery Tours より)
外国の薬物に対する厳しい法律と、「自分の身は自分で守る」心構え
近年、外国では薬物関連で逮捕される日本人が増加しているようだ。これは外国の薬物の法律について、日本人の認識不足が原因の一つと思われる。薬物に対してバリは日本よりも厳しく、死刑になる場合もあることを忘れないでいただきたい。
また観光中、旅行者は解放的な気分になりやすいが、日本にいる時と同じように行動すると、思わぬ事件に巻き込まれる可能性もあることを十分注意していただきたい。
外国では一般的に、日本人は礼儀正しく親切であると思われているので、だまされてトラブルに巻き込まれる日本人も少なくない。例えば空港などでは検査を受ける前に、可能ならばスーツケースなどの中身の確認や、また身内や長年の知人以外の人から、空港で突然、何かを受け取る場合は99%信用しても、残り1%の危険性を考え、勇気を出して断る習慣をつけておくことは、外国で最終的に自分を守ることにつながる。
観光先がバリでも、あるいは他のどこの国でも、旅行する時は、最終的に「自分の身は自分しか守れない」という気持ちを忘れずに、観光先で沢山の楽しい思い出をつくっていただきたいと思う。
▼外部リンク
Bali Discovery Tours : Nobody Wants to be Watanabe
http://www.balidiscovery.com/messages/message.asp?Id=9407