ツアーバスのドライバーを認定
バリデイリーは7日、バリは世界的な観光地として島のイメージアップを目指し、ツアーバスのドライバーはドライバーとしての認定証を取得しなければならないと報じている。
陸上運輸協会バリ支部長のイケトゥトエディダーマ氏の話をまとめると、人材能力は世界競争の中で重要であるためバリ観光交通協会、バリ運輸局などの組織と連携することになるという。
現在、ツアーバスドライバーは有効な運転免許証を所有することと運転経験者であればその必須条件を満たしていることになる。しかし今後、認定証が国際競争において証明証となるため、たとえ運転免許を所有していたとしてもドライバーは認定証を取得する必要があり、特にツアーバスのドライバーは外国人旅行者と関わるためその優先度は高い。
認定証の取得には、ドライバーは車両の技術的な理解、安全運転、マナーの良さなどを身につける必要がある。
「人為的ミスによる事故をもう起こさないように徹底する」(バリデイリーより)
とダーマ氏は語っている。
新たな基準の背景
2015年末、インドネシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)に加盟するため、資本の自由化に伴いその地域一帯が競争率の高い市場になる。
ダーマ氏は、このバスドライバーの認定に関する計画はプラスの効果を生むと予想している。新たにドライバーを募集する際、企業の募集基準は現在よりも高くなり、バス会社のイメージもよくなるからだ。さらにドライバーにとってもAEC諸国を含むバリ以外の場所でも簡単に職を得ることが出来るのではないかと考えている。
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バリデイリー
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