今年で11年目を迎えるウブド作家と読者フェスティバルは、2014年10月1～5日に開催される。10月のウブドには大きな文化イベント「カルヨアグン」があるため前回よりも1週間早い日程で開催される。

知識、芸術、教育、知識、科学を称賛するこの5日間のイベントには、インドネシアのみならず世界中の一流の作家、思想家、芸術家、演奏者がウブドに一堂に会する芸術祭である。

英知と知識の女神「サラスヴァティ（ヒンドゥの学問の女神）」。エレガントな女神、サラスヴァティの描写はスイレンの上に立ち手には経典をもち、その傍らには白鳥とクジャクが配置されたものが多い。バリにはサラスヴァティの日があり、その日は書物と共にお供え物がささげられ、書物を読むことは禁止されている。

ウブド 作家と読者フェスティバルは非営利団体によって企画されており、2002年と2005年にバリで起きた痛ましいテロ攻撃からの痛手からバリを救うべく企画されたものである。

小説の普遍的な魅力を世にたたえ、言葉と思想の宝の扉を大きく開くことを目的としたウブド作家と読者フェスティバル、それは自由や人種、宗教上の信念、性別を卓越した自由な対話を促す世界クラスのイベントとなった。

プログラムの詳細は2014年半ばから徐々に告知される。


▼外部リンク

Ubud Writers & Readers Festival
http://www.ubudwritersfestival.com/