今年は10月12~18日
インドネシアで唯一の映画祭である、バリネレ国際映画祭(BIFF)が10月12~18日に開催される。今年で8回目を迎えるこの映画祭は、プログラムの質や作品の多様性などから国際的にも認知されつつある。
現在、インドネシア観光省、クリエイティブ産業、文部科学省、バリ州政府などもこの映画祭を支援しており、今後ますます大きなイベントになると予想される。
映画際の目的
インドネシアの映画はなかなか世界市場に進出できず、国際的にも認知されにくい現実があったため、もっとインドネシア映画を世界にアピールすべく、この映画祭が企画された。
インドネシアはもとより、世界の人々に若き映画製作者の作品に触れてもらうことが狙いである。
また、バリの豊かな文化や今後の撮影予定地として可能性の高いバリの様々な景色に触れてもらうため、アカデミー賞、エミー賞、英国アカデミー賞、カンヌ映画祭などで賞を受けた映画制作者やその作品の俳優らを毎年招待している。
世界中から招待した映画関係者によるワークショップとセミナーを通じ、映画制作者や学生らが国際的レベルの専門知識を学ぶことができるというのも大きな目的の1つである。
上映プログラム
映画際の期間中は、世界的な賞を獲得した映画、ドキュメンタリー、ショートフィルムを上映している。
今年の上映プログラムはまだ発表されていないが、去年は日本からの『Fantastic』という3分間の作品や、世界の主要映画祭にも出品されたアメリカの『ドン・ジョン』などそのほか各国から多数の作品が上映された。
映画祭の詳細は4月頃、告知される見込み。
バリネレ国際映画祭期間中、セレブにばったり出くわすなんてチャンスもあるのでは。
▼外部リンク
Balinale International Film Festival
http://www.balinale.com/