2億66万ドルの外貨収入
インドネシアの国内通信アントラ社は28日、2013年度、バリの手工芸品が2億66万ドル相当の外貨収入をもたらしたと伝えている。
バリ公式報道官によると、2013年のバリの手工芸品は2億66万ドルの利益がある一方で、2012年度から外貨収益はやや減少傾向にあるのだという。
そのような状況下、手工芸品はバリの輸出物にとって極めて重要な役割を果たし続け、その収入を支えている。バリの中心から離れた土地にとっても手工芸品は重要な収入源である。
小さな力が島の大きな利益に
熟練のバリ島民による手作り品は、その1つ1つが規模の小さなアイテムにもかかわらず、バリの総輸出額4億8,696万ドルの41.23%を占めている。バリ公式報道官は2013年の輸出経済4億8183万ドル相当と比較して0.88%の増加だと説明している。
手作り品の種類
輸出向けの手工芸品は17種あり、そのうちの主要製品である彫像と土産物は合わせると9,061万ドルの外貨収益をもたらしている。そして家具は2,817万ドル、銀細工は2,373万ドル、金属製品は1,122万ドル、革製品は922万ドルの収益がある。
その他にも楽器、敷物、装飾石、セラミック、貝細工、キャンドル細工、象牙製品が手工芸品としてバリから輸出されている。
報道官は、バリの天然資源の乏しさが手工芸品からの外貨獲得を支える原動力となっているかもしれないと強調している。
1つ1つ丁寧に作られたものは購買者の目にも一生懸命にアピールする力があることを、バリの手工芸品が証明しているのかもしれない。
▼外部リンク
Bali Discovery Tours
http://www.balidiscovery.com/messages/message.asp?Id=10378