ウブド作家と読者フェスティバルが元CIAの秘密工作員を招待
ウブド作家と読者フェスティバル(UWRF)は、4月17日、元CIAの秘密工作員のヴァレリー・プレイムを招待する。
彼女をインダス レストランに迎え、「ヴァレリー・プレイムとの対話」イベントとして、CIA工作員からベストセラー小説家に転身するまでの興味の尽きない彼女の人生が語られる。
スケジュール
日時 : 4月17日(木) 7:00 pm ~ 8:30 pm(開場6:00 pm)
場所 : インダス レストラン(ウブド)
入場料 : 20オーストラリアドル
チケット:オンラインにて購入
ヴァレリー・エリス・プレイム(Valerie Elise Plame)
ヴァレリー・プレイムの名が世間の人の知るところとなったのは、いわゆるプレイム事件である。
この事件は、ヴァレリーの夫により、イラクの大量兵器に関する誤情報をねつ造したことを暴露された報復として、2003年、ブッシュ政権が政府寄りのマスコミを使いヴァレリーがCIAの工作員であるという身分を漏えいさせたものだ。
これによって、彼女の名前は望みもしない攻撃の対象となり売名行為であるなどの様々な弾圧を受けることとなった。
2007年、プレイムは回顧録を出版し、それがショーン・ペンとナオミ・ワッツの主演で映画『フェア・ゲーム』(2010年)にもなった。さらに彼女は、最近「Blowback」という本を執筆し、ベストセラーにもなっている。
ウブド作家と読者フェスティバル(UWRF)
UWRFは毎年ウブドで開かれ、今年で11年目を迎える。
今年の開催は2014年10月1日~5日。
この5日間は、インドネシアのみならず世界中の一流の作家、思想家、芸術家、演奏者が一堂にウブドに会し、知識、芸術、教育、知識、科学を称賛する国際的な知的イベントである。
▼外部リンク
UBUDO WRITERS & READERS FESTIVAL 2014
http://www.ubudwritersfestival.com/