サメの乱獲阻止に協力
スターウッドホテル&リゾートは7日、2014年7月から世界にあるスターウッド系約1200ホテル、1300レストランにおいてフカヒレの提供を中止すると発表した。
スターウッドが2012年、メニューからフカヒレの除外を開始して以降、ここ2年で全体のフカヒレの消費量を79%削減させた。
スターウッドは、世界規模のホテルにおいてフカヒレ使用の撤廃に踏みきった初のホテルとなる。
個体数の減少
世界中でサメの個体数は危機的状況にある。毎年、約1億ものサメがフカヒレ目当ての密漁で乱獲されている。主な目的はアジア地域における伝統的な贅沢(ぜいたく)料理や結婚式の食事に使用されるためだ。
種によっては、ここ10年で個体数が90から99%も減少したサメもいる。
フカヒレ以外の取り組み
フカヒレの提供を廃止したことに加え、スターウッドでは鯨、ウミガメもすべてのメニューから除外した。
2012年に公表された「Eat Local, Think Globalプログラム」は、できる限り地元産の安全な食材を調達、提供し、現地の経済発展に貢献しながら世界規模の環境保護を進めるという趣旨の指針である。
バリのスターウッドホテル
バリのスターウッド系ホテルは次の6ホテルである。
・ウェスティンリゾート・ヌサドゥア
・シェラトン・バリクタリゾート
・ルメリディアン・バリジンバラン
・ラグーナ,ラグジュアリー コレクションリゾート&スパ,ヌサドゥア
・セントレジス・バリリゾート
・Wリトリート&スパバリ-スミニャック
▼外部リンク
Business Wire
http://www.businesswire.comStarwood Hotels
http://www.starwoodhotels.com/