貴重な村の歴史を記録することを決定したブンガヤ村
The Jakarta Postが、ブンガヤ村の貴重な活動について紹介している。(以下、簡単に要約して記す)
村の歴史や文化的な豊かさを、次世代への案内の為に記録することを決めたのは、カランガセムのブンガヤの村民だ。ブンガヤ コミュニティ団体の責任者が述べたことをまとめると、バリで観光者を魅了するユニークな伝統を持つ、もっとも古い村の一つであり、全村民はその意味と歴史を知るべきと感じる、ということだ。また名を知られた村民の1人は、
「私たちは、記録しなければならない。なぜなら私たちは、今の歴史を作っていく1人、であるからだ」(The Jakarta Postより)
と、村の歴史を記録することの意義を語った。
彼は、記録作りを開始させる為に、またブンガヤの移住者や地元の若者によって生まれる、ソーシャル メディアの活動を豊かにする為に、今週の週末に行われる、ジャーナリストのクラスに参加することを村民に呼びかけた。大学生や、地元の事務所やLPM事務所などを含む、およそ10人が参加することになるという。
(Wikiメディアより:
Davenbelle)
村で継続されている、ユニークな伝統儀礼について
ブンガヤ村のユニークな伝統儀礼を紹介しよう。まず「Tamblang waluh」儀礼は、ガルンガン祝祭での、野菜や肉が使用されている伝統料理を食べた後に、吐き気などの悪い症状から村民を保護する為の儀礼だ。午後から村の全道路の交差点に集まる若者や子供は、祝祭の前の怒りを消す為に、それぞれほかの足を蹴ったりする。
またバリ歴のカレンダーの7か月目、満月に続く特別な日に実施される、Pemuhunan寺院でのカルヤ ウサバ儀礼の一部である、「ガベン メメディ」の儀礼は、朝からはじまる。メメディは悪の霊で、深い怒りや悪の象徴なので、後で燃やされる。人々はこれらの悪から保護されることになるという。
継続されてきた村の歴史などを記録していくことは、バリを旅する観光者にとって、バリの伝統を理解する為に役立つ、貴重な活動になるに違いない。
▼外部リンク
The Jakarta Post:Bungaya residents to promote
Village history online
http://www.thejakartapost.com/news/2014/04/09