バリに来るとたとえ短い滞在でも、宗教行事を目にする事が出来ます。
正装をしてお寺に向かうバリ人の行列を見ることが出来たり、
たまたま通りかかったお寺でバリの伝統芸能を見かけたり・・・。
それほど1年を通して宗教行事が多いということです。
一度には紹介しきれないほどの行事がありますが、
今回は、
ハネムーンの思い出に残るようなオススメの行事を紹介したいと思います。
一年の行事の中でも特にバリ全体が美しく飾られるのが、
“ガルンガン”と
“クニンガン”と言う、日本でのお盆にあたる時期です。
“ガルンガン”は、先祖の霊をお迎えする日。
“クニンガン”は、先祖の霊を送り出す日。
お迎えから送り出す日まで、期間は10日間あります。
このガルンガンの時期は、
各家庭で
“ペンジョール”というお飾りが家の前に高々と飾られます。
こちらが、そのペンジョール。
竹の棒に、椰子の葉や稲などを使い飾り付けをします。
これが、各家庭に飾られるのです。
毎年この時期はワクワクしてしまうほど、
バリの町並みが美しくなります。
先祖の霊が迷わないように、目印のために飾ると聞いたことがありますが、
本当に各家庭いろいろなデザインがあり、見ていて飽きません。

下から眺めるとこんな感じに・・・。
ガルンガン当日は、バリ人は朝からお寺でお参りをします。
そのため、道行くバリ人は全て正装!
村ごとのお祭りで正装をするのは日常的ですが、
バリ人全員が同じ日に正装をするというのは、ガルンガンならではの事。
こんな
バリらしい一面を見られるのは、一年の中でも特別だと思うのです。
ただし一つ注意が必要なのは、
大きな祝日のため閉まってしまうお店が多いという事。
でも観光地では、翌日には開くお店がほとんどです。
この日はショッピングはお休みして、
ゆっくり町を歩いてペンジョールを見ながら、
正装してお寺へ向かうバリ人を眺めてみてはいかがですか?
とくに大通りから一本細い道へ入ったりすると、
きっと今まで見た事のない風景が広がっていて
忘れられない旅の思い出になること間違いなしです。
行われる時期は毎年違うので、事前にご確認くださいね。
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Mie*
バリ島在住2年半。
どんどん新しいものが入ってきても、ずっと変わらないものがあるバリ島。
そんなバリ島の深い魅力をご紹介します☆
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