年明けからもう3週間経ち新年モードもすっかりなくなりましたが、
実はバリ島の新年はこれから・・・。
独特なバリ島の新年のお祝いに合わせてのご旅行はいかがですか?
バリ島には西暦以外にサカ暦とウク暦という二つの独特の暦があります。
そのサカ暦の新年が、
今年2013年は3月12日に訪れます。
このサカ暦の新年、
「ニュピ」と呼ばれていますが、とっても特別な一日なのです。
今回はそんなニュピについてご紹介します。
まずサカ暦の新年、「ニュピ」はどんな一日かを簡単に説明すると、
“バリ・ヒンドゥー教徒が瞑想して悪霊がバリ島から去るのを待つ日”です。
火・電気の使用が禁止され、どんな活動もしてはならないので、もちろん仕事もお休み。
どのお店も閉店となります。
そして家から一歩も外出してはならないので、この日は
バリ島が静寂に包まれる日なのです。
それはなんとバリ人だけではなく、私たち
外国人も同じなのです!
え・・・じゃあ外にも出られなくて買い物も観光もできなくてつまらない・・・
と思われがちですが、実はこのニュピ、魅力的なこともたくさんあるのです!
まずニュピ前日は悪霊たちを呼び寄せ喜ばせるためのお祭りがあります。
そのお祭りでは
「オゴオゴ」という悪霊を象徴した御輿が村ごとに作られます。
こちらがそのオゴオゴ!
これは一般のバリ人が村ごとに集まって作ります。
決してプロが作るわけではないので、そんなところにも芸術肌なバリ人を見ることができますね。
オゴオゴは夕方になると通りに出され、パレードが始まります。
特にウブド、サヌールではとても盛り上がります。
この日は夜までお祭り騒ぎで盛り上がりますが、午前0時になるとパタッと静かになるのです。
このニュピ当日の静寂さは、なかなか味わえない静けさです。
私たち外国人も、ホテルや宿泊先からの外出は一切禁止されます。
そのためこのニュピに合わせての旅行は、に余裕を持って予定を組まれた方が良いと思います。
ニュピの夜、天気が良ければもの
凄い数の星を見ることも出来ます!!
ホテルでは特別に火や電気の使用が許されているところもありますが、
事前にご確認くださいね。
ニュピの静寂に包まれ日常を忘れてゆっくり宿で過ごすのも、贅沢ではないでしょうか?
以上、バリ島の新年のご紹介でした。
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Mie*
バリ島在住2年半。
どんどん新しいものが入ってきても、ずっと変わらないものがあるバリ島。
そんなバリ島の深い魅力をご紹介します☆
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